最終更新: 2023-03-05
上忍試験 ■システム : シノビガミ ■募集人数 : 4-6(GM希望:5名以上) ■セッションについて ・ シナリオタイプ : 対立型、特殊型 ・ リミット : 3サイクル ・ 適用ルール : 「シノビガミ基本ルールブック」 (・「退魔編」です。「下位流派」「秘伝忍法」を使用可能です。「背景」「奥義開発」「各種サプリ」等は、参加者全員が同意した場合だけ、使用します。) (・ 特定のキャラは、設定の都合上、当初から「背景:弱点」等を複数、取得しています。) ■キャラ作成:中忍頭 GMが複数のサンプルキャラを作成しておきますので、自由に改造等してください。 ■「居所」についての特殊ルール:導入フェイズ終了(=メインフェイスの開始前)の時点で、各PCは、ランダムで他のPC1名の「居所」を入手できます。 (GMから一言) 本シナリオは、「忍秘伝・改」掲載のシナリオ「中忍試験」を参考にしながら、全く異なる「上忍試験」としたものです。 (ハンター・ハンターや、ナルトを参考にしています・・・。) 基本的に「対立型」であり、戦闘が多くなりますが、セッション中の皆様の選択によって、異なる展開になります。 (導入フェイズ) 某日の早朝、N市内のとある古びた会館の地下室に、多数の老若男女が集っている。 いずれも、ただ者ではないようだ・・・。 所定の時刻となり、黒スーツに黒メガネの怪しげな男が、壇上で語り出す。 「ドーモ、ミナサン、コンニチハ。 私、本日の上忍試験の司会進行役を務めます、特別上忍の奴良裏表(ヌラリヒョウ)です。 本日は、上忍試験受験者の皆様と、ギャラリーとして、各流派の重鎮の皆様に、ご出席をいただいております。誠にありがとうございます! それでは、これから受験者の皆様に、各流派が用意した特殊アイテム『護符』をお配りします。 この『護符』は、それぞれ十二支の「子・丑・寅・卯・辰・巳」の名称が与えられており、配布時点で『最初の所持者』として、受験者のお一人の名前を記載しております。 また、『護符』の裏側に、『目標』として、他の『護符』の名称を記載しております。 続いて、今回の上忍試験のルールをご説明します。受験者の皆様が開始時点で1つずつ所持する『護符』ですが、本日から3日間(3サイクル)が経過した時点で、 ① : 自分の名前が『最初の所持者』と記載された『護符』を所持している:3点 ② : ①の護符の裏面に記載された『目標』の『護符』を所持している:3点 ③ : ①②以外の『護符』を所持している:1点 であり、この時点で『合計5点以上を獲得していること』でもって、合格とします。 よろしいですね?皆様は、それぞれが追跡者(ハンター)であり、獲物(逃亡者)です。 したがって、自分がどの『護符』を開始時点で保有しているのか、また、自分の『目標』が誰であるのかは、この2つをまとめて、皆様の『もう1つの秘密』として、取り扱います。 もっとも、各『護符』は、皆様の活動を支援するため、それぞれ異なる、強力な特殊能力を有しています。そのため、皆様がこの『護符』の特殊能力を使用する際には、自分がその『護符』を保有していることと、自分の『目標』を公開する必要がありますので、ご注意ください。 私からのご説明は以上です。何か、ご質問等はおありでしょうか? それでは、皆様、上忍試験の開始まで、もうしばらく、ご歓談ください!良い戦いを! 」 * ハンドアウト (全PC共通) ・ あなたは、開始時点で「護符」を持っている。 ・ あなたには、「目標」が指定されている。 ・ あなたの「使命」は、「上忍試験に合格すること」だ。 PC1 若き忍び(推奨流派:御斎学園、ハグレモノ) あなたは、最近、忍びの力に目覚め、急速に力をつけて、注目されている若き忍びである。 PC2 若き探索者(推奨流派:鞍馬神流、御斎学園) あなたは、流派から期待されている、若きエリートである。あなたは、ある人物を探している。 PC3 修行者 (推奨流派:ハグレモノ、鞍馬神流) あなたは、最近、あなたの流派で注目されるようになった、実力者である。 PC4 忍具オタク(推奨流派:斜歯忍軍、比良坂機関) あなたは、何度も上忍試験を受けている、忍具の研究者だ。 今回こそはと、流派から合格を期待されている。 PC5 ベテランの忍び(推奨流派:比良坂機関、隠忍の血統) あなたは、何度も上忍試験を受けている、ベテランの忍びだ。 今回こそはと、流派から合格を期待されている。 PC6 謎(?)の忍び(推奨流派:隠忍の血統、斜歯忍軍) あなたは覆面の忍びだが、どう見ても、「英雄」として名高い「某上忍頭」である。 「あの人」が、なぜ、ここにいるのだろう・・・? あなたは「背景:有名、純心、死者の声、目撃者」(125、126頁)を取得している。